カナダの山火事

その他

みあです。カナダ全土で山火事が起きていて、ひどい有様です。

情報がほとんど入ってこない・・

毎日耳にし、目にするのは、サッカーワールドカップとアメリカの大統領が何を言ったか言わないか。我が国の首相の動向よりも、アメリカ大統領の発言のほうがよく報道され、我が国ではなくアメリカの国歌をしょっちゅう耳にする。この度の山火事のニュースでは、「ニューヨークでのサッカーワールドカップ決勝戦への影響が懸念される」などと報じる始末。(あ、決勝戦は無事に開催されてスペインが勝利しましたね。)え?サッカー??火事のニュースなんだから、発生個所の数とか、避難の状況とか、もっと具体的な数字はないわけ?いや、大きなお金が動いているのは確かだし、主催者にしてみたら気が気じゃないのかもしれないし、日本のサッカーファンは多くなってはいるけど。そこ??

と、いうような、いらだちは置いておいて。

カナダの山火事のニュースが日本語ではほとんど入ってきません。どの新聞社、どのニュースサイトもおおまかな内容をおさらいするのみで、詳細がさっぱりわかりません。取材もせずに他国の報道を借りてきただけなのね・・・と思えるような内容です。ので、カナダCBCニュースを筆頭にカナダのニュースを確認しています。

それらによると、日曜日の午後時点で、オンタリオ州北西部全域で計139件燃え広がっていることが確認されているとのこと。カナダオンタリオ州には、航空・森林火災・緊急事態対応局(AFFES)があり、火災の詳細が随時報告されているようです。

もともと、カナダでは高温と乾燥から毎年のように山火事が起きていますが、今年は大都市トロントですら街がオレンジ色に霞むほどの煙で、お隣の国アメリカニューヨーク州にも大きく影響を及ぼしています。

ここ数日、オンタリオ州北部全域の10のファースト・ネーションズ・コミュニティを含む、20以上のコミュニティや地域で避難が余儀なくされているとのこと。カナダは先住民コミュニティが国内に多く存在し、いまだ飛行機でしかアクセス不可能な地域もあります。何か災害が起きると、少数派に属する人々が、困難に直面しやすいのはどこの国地域も同じですね。

Fireradar.ca

Canada Wildfire Map – Live Active Fires | FireRadar.ca
See a live map of fires in Canada with direct official feeds, recent out fires, NASA hotspots, CWFIS context, and ECCC w…

カナダの火災リアルタイムマップです。直接的な公式の事故記録、最近発生した火災や鎮火した火災、全国および衛星画像による状況、公式の山火事煙予測を見ることができます。

現時点で、950か所を超えているという報道も目にしますが、このサイトによると897 地点での山火事が確認できます。

その多くは人里離れた森林地域であることから、差し迫って人命に危険があるわけではなさそうですが、数百か所に広がる山火事の消火活動は困難であることは間違いなく、避難を強いられている人々のために動くボランティアも相当な数に上っているでしょう。

拡がることを食い止めつつ、まとまった雨が降るのを待つしかないのではないか、と思います。

お隣さんの

ところで。カナダのお隣さんの大統領が、山火事についてもひとくさり。いわく、煙で我が国民が大きな損害を被っている。これはカナダの山林管理の怠慢で、この意図的な怠慢に対して追加関税をかける、とのこと。さらに、この山火事の問題を機に、カナダをアメリカの51番目の州にする、というアメリカ大統領の発言に、与党共和党議員も改めて言及し始めている、というイギリスBBCニュースの報道もありました。

・・・アメリカが、歴史上常に他国に戦争を仕掛ける側であったことはこの際置いておいても、冷戦後の彼の国であれば、すぐに救援チームを派遣して援助を申し出ることはあっても、ここまであからさまに金銭を要求することはなかったはずだし、ましてや、この機に乗じて隣国を自国に取り込もうという野望をあからさまにすることや、公然と脅しをかけることなどなかったのではないか。

山火事を機に、また強国による支配欲の片鱗を見ることになるとは。聞いているほうが恥ずかしくなるほどで、思わずため息がでました。

広いカナダの友人たちに連絡

カナダ在住の友人が何人もいますので、彼らに個別に連絡を取りました。オンタリオ州、ブリティッシュコロンビア州、ビクトリア州、ノバスコシア州、ケベック州などに友人がおり、ひどい煙でマスク必須の場所もあれば、そもそもほとんど影響がない、という場所もあり、ひどい煙の箇所も、マシになりつつある、との返事が返ってきていて、ホッと一安心。

こういう時には、改めて、大陸の大きさを実感します。すでに焼失してしまった地域に住まいがあった人々もいるのです。が、全国800ヶ所以上にも及ぶ山林火災が発生していて、現時点で焼失面積が日本の関東全域の8割を超すとも言われているにもかかわらず、大きな街に到達する危険性は低いというのですから。

もともと、カナダは、人口のほとんどが国の南側のアメリカと国境を接する地域に集中していて、山火事が起きるのはたいていそのあたりよりもずっと北側の森林地帯。

そのような事情もあって、そもそも余計にコントロールが難しいというのはあるのでしょうね。

暑い?カナダ

カナダは世界有数の寒い国です。が、同時に、カナダの温暖化速度は世界平均の2倍であり、カナダの北極圏ではその4倍近い速さで温暖化が進んでいると言われています。2019年カナダ政府 「カナダ気候変動報告書」で公表されたもので、カナダ環境・気候変動省が主導し、カナダ水産・海洋省、カナダ天然資源省、および大学の専門家たちが協力して行われた調査研究によります。

寒い国だと思っていたら、夏の熱波で49℃を超える暑さに達することもある近年。

これでは山火事も起ころう、というものです。

雨雲を連れて行きたい・・

もしや・・これは・・雨女・嵐を呼ぶ女の出番なのでは・・??(。´・ω・)?

龍神様にお出まし願って、山火事の地域に出張いただくことはできるかしら?

雨乞いの儀式のやり方は知らないごきげん子猫