みあです。手拭いを買いました。
手拭いが欲しい
以前から、手拭いが欲しいな、と思っていました。何のためかって?半衿にしたいから(*´▽`*)
ずっと気になっていたお店がありまして。天然素材の布製品や老舗メーカーのキッチン雑貨を置いてあるセレクトショップと言えばいいでしょうか。そこで、手拭いも扱っていたのです。
大判のハンカチを半衿にしたお話は、以前記事にしましたが、手拭いはまだ手に入れていなかったのです。
手拭いを半衿にするには、絵柄に向き不向きがあります。大きな絵柄や方向があるものなどは、半衿にして襦袢に付けると、うまく絵柄を出すことができなかったり、上下逆さになったり。小さな絵柄や、方向もなく全体に散らしてある絵柄は、逆に半衿にしやすい。だから、小さめ季節の絵柄で可愛いものが見つかるといいな・・と思って。
ミモザと紅葉
団扇や金魚など、いろいろ夏の絵柄が揃っていた手拭い。季節関係ない絵柄は、幾何学模様やコーヒー豆などありました。
その中で、私が選んだのは「ミモザ」と「紅葉」。「紅葉」は秋の新作、となっていました。んじゃ、「ミモザ」は(。´・ω・)?
ミモザは、マメ科アカシア属の常緑樹で、オーストラリアが原産。ヨーロッパでは「ミモザ」というとフサアカシア、日本で「ミモザ」というと、フサアカシアやギンヨウアカシアなど、黄色い房状の花を咲かせるマメ科アカシア属の仲間として総称で流通しているようです。あんまりはっきりしないですね。花の時期は3~4月頃。「国際女性デー」の日である3月8日は、「ミモザの日」です。イタリアでは、この日に男性から女性にミモザを贈るそうですね。一部、春ではなくて秋に咲く品種もあるようです。
が、ここでひとつ疑問が。オーストラリアは南半球。・・・日本やヨーロッパで3月に咲くのなら??はい、調べてみましょ。答えは・・オーストラリアでは、冬の終わる8月頃から早春にかけて咲きます、ってことでした!毎年9月1日が「Wattle Day」(Wattleはアカシア)と言って、オーストラリアの春の始まりの日とされているそうです。
秋に咲く品種があることもですが、原産地のオーストラリアでは「ミモザ」が日本の秋頃に咲くのであれば、春に使うのはもちろん、秋に使っても良さそうですね(^。^)
「紅葉」の柄は、朱色からオレンジ色のグラデーションになっていて、均一の模様ではないのがとても良い。これは半衿にしても、とても映えるでしょう。
手拭いの端は切りっぱなし
”新しい手拭い”をあまり手にした覚えがなかった私は、端がもともと切りっぱなしになっていることを認識したのは最近です。
自宅にもあるのですよ、手拭いは。キッチンで長く使って柔らかくなっている数枚も現役です。当然、端はほつれています。が、「もともと」端が切りっぱなしになっているもの、そういうものだということを知らなかったのです。お茶のお稽古の時や、お茶会の水屋仕事でも使っていて、「なんで?」と訊いた覚えもうっすらあるのに、ね。知らなかった、というより、さっぱり覚えていなかった・というべきか。
で、なんで切りっぱなし??と改めて調べてみました。織屋さん、染め屋さん、手拭い屋さん、など、手拭いが切りっぱなしの理由を説明しているWEBページがたくさんありましたよ。それらによると、乾きやすく、雑菌の繁殖を抑え、衛生的、そして、応急処置に使いやすい。それが切りっぱなしの理由のようです。キッチンで使う晒生地も、切りっぱなしのまま使いますが、そうか、そのほうが衛生的。なるほどね。
そして、「応急処置に使いやすい」という面、そうか・・と腑に落ちました。時代小説を読んでいると、様々な場面で手拭いをが出てきます。袂や胸元に手拭いを入れていて、傷口を洗ったあとに手拭いを当てる、とか、鼻緒が切れたときに応急処置をする、裂いて紐にする・・というような描写も、確かに読んだ覚えがあるのです。乾きやすいという実感はありましたが、折り返して縫い込んでしまわないことで、いろんな形で使える、使い勝手が良いこの形が完成形なのか!と。
ということは、災害がますます増えているように思える昨今、手拭いを一枚いつも持っていると、何かと使い勝手が良いのだ、ということに思い至ったのです。洗えばすぐ乾く、という性質上、普段、汗を拭ったりするときに使うのはもちろん、怪我をしたとき、保定したいときにも役に立つ。なんてことだ。防災の備えにタオルは嵩張るなぁ、と思っていたけれど、そういう時こそ手拭いなんだ、ということ。
昔からあるものに惹かれる理由がここに
現代の社会ではあまり使われなくなったもので、改めてその使い勝手の良さや、品質の良さから、見直されるものっていろいろありますが、手拭いもそのひとつのように思います。お好きな方は、ずっと愛用していらっしゃるのでしょうけれど、手拭いを手にしたことがない人も多そう。
最近販売されている手拭いは、昔からある柄だけではなく、この度見かけた「コーヒー豆」、絵本の「スイミー」みたいな魚、コロコロした「猫」のような新しい柄、明るい色味のものも多くあって、古臭いイメージって全く無い。
「手拭い」として販売されていても、実態は長方形のハンカチ(つまり端はすべて縫い込んである)みたいなものもありますが、それはそれとして、手拭いのもともとの形状を知っていれば、こんな時にはこっち、これにはそっち、と使い分けするものいいかも、ね。
ミモザと紅葉が好きというより、黄色とオレンジが好きで買ったんだなってことに気づいたごきげん子猫




