みあです。8月下旬から弾けてきた棉の木のその後。
種がたくさん
棉の木は、その後も次々と順調に実をつけて、このひと月、一日に2つから3つずつ弾けていました。プランター2つだけで育てていたので、本数はそんなにたくさんありません。どうやらハマキムシとやらが付いたな、とか、こんなに水を欲しがるのか、とか、洋棉と和棉はどうやら交配はしないらしい、とか、育てながら調べながらいろいろ発見するのは楽しいものです。
が、私は育てるまで知らなかったのですが、棉の実ひとつに、種はひとつではないのですねぇ。ひとつどころか、1つの実に3つから4つの房があり、それぞれの房に種が7つほど入っているのです。わぉ(・∀・)
1つの実から、少なくとも20個くらいの種が採れるわけです。
それが次々と弾けまして。収穫日と種の数を記録しているものの、次々増えるので計算はだいたいですが、現在収穫できている種の数は、400個ほど・・!!(/・ω・)/ほえ~
最終的には700個くらいになりそうな予感です。んー、それ以上かもしれない。なにせ、まだ次々と花が咲いているのです。
いやぁ、こんなにたくさん種が採れるとは思わなかった。摘芯もしなかったしな。
どうしよっかな(´・ω・)
数が少ない和棉は、来年も撒いてみるつもりです。そう、いただいた種は、育っていく様子から洋棉ばかりかと思っていたら、1本だけ和棉だったのです!(*^。^*)
和棉の花がしぼんだところを写真に撮りました。黄色い和棉の花がしぼんで、そのあとに、実がぷっくり膨らんできます。洋棉と比べて、萼は小さく、実も小さく、コットンボールも小さい。繊維も短く、種から繊維がはがれにくい。これは、和棉の特徴のようですね。

ちなみに、洋棉の白い花がしぼんだところはコレ↓

白い花がしぼむと、ピンク色になるの。可愛い(´▽`*) 和棉と洋棉では萼の形が明らかに違いますねー。
が、どっさりとれた洋棉の種はどうしましょ。うっかり全部撒いたらえらいことになりそう。そもそも畑でもしない限り、そんなに場所がない。う~~ん。棉の栽培をなさっている方ってたくさん採れる種をどうしていらっしゃるのでしょうね??いろんな団体で、特に和棉の種を配布や販売をしているようですが。自家採取の種を配るのは・・ねぇ・・。今のところ仲間もいないし、棉栽培の現状がわからないうちは、自分だけで楽しむことにしましょう。
など、むにゃむにゃ考えつつ、茶棉や緑棉もある・・と知れば、それも育ててみたいな、などと思ったりして。
ふわふわ
ところで。4年前に、飼い犬(17歳、15歳の老犬たち)を次々と亡くし、もふもふ欠乏症になっていた私。半年程度の間に次々といってしまったので、みんな一緒が良かったのかなぁ・・なんて思いながらも、残された私は、もふもふふわふわした手触りが懐かしくて。
今回収穫して種とゴミを取り除いた綿は、洗濯ネットに入れて乾燥させているのですが、それがある程度の量になりまして。

ネットに手を入れてみると・・「ふわふわ・・幸せ(*´▽`*)」の手触り。あの子たちの毛質とは違うけれど、触るたびに思い出しています。今年はこのまま紡がずにふわふわのままで、何かできないかなぁと考えたりもしています。
いつまで採れるのか
棉はもともと、アジアや中南米の亜熱帯~熱帯地方原産らしいですね。まだ夏の気配をひきずっている現代日本の10月、元気に次々実っています。関西では、泉州辺りでは江戸時代より前にはすでに木綿の栽培がされていたようですが、その頃はいつまで実っていたのでしょうね?当時と比べて気候は変わっているとは思うんですが。開花は11月くらいまでらしいですが、一気に寒くなったりすると、大きくならなくなるのかもしれないですね。
いつまで花が咲き、いつまで実が大きくなって収穫できるのか、よく観察してみよう!
そして、最後のほうに採れる実は、リースに使おう!
初めての棉の栽培、まだまだ観察が続くごきげん子猫




